【体験談】雨でも楽しめる道東の観光スポット「網走監獄」へ行ってみた

北海道観光のハイライトといえば、オホーツク海に面した街・網走。流氷観光で有名ですが、多くの建物が重要文化財として指定されている「博物館 網走監獄」も外せません。今回は、雨の降る7月中旬に私が実際に訪れた際の体験を元に、網走監獄についてご紹介します。
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現在も使われている網走刑務所とは異なり、「博物館 網走監獄」は明治時代から実際に使われていた建物を保存公開している施設です。当時の囚人たちの過酷な生活や、彼らが北海道開拓に果たした役割など、日本の近代史の一端を垣間見ることができます。
営業時間: 9:00~17:00
※入館受付16時まで
住所: 北海道網走市字呼人1-1
料金: 大人(18歳以上)1,500円、高校生 1,000円、小・中学生 750円
※詳細は公式サイトから

敷地面積は約東京ドーム3.5個分に相当するそうで、かなりの広さがありました。
観光にかかる時間の目安:2〜3時間でじっくり見学
網走監獄は、想像以上に広大な敷地を誇ります。主要な建物をすべて見て回るには、2〜3時間は見ておくのがおすすめです。私たちは、展示物の解説をじっくり読んだり、当時の雰囲気を再現した人形を写真に撮ったりしながら、ちょうどそのくらいの時間をかけて回りました。しかし、本当はもう少しゆっくりと見て回りたかったというのが正直なところ。歴史にじっくり触れたい方は、もう少し時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

※公式HPから
網走監獄の見どころをご紹介
とても広い網走監獄の中で、個人的に特に心に残っている展示を3つご紹介します。
- 圧巻の舎房と中央見張所

敷地に入ってまず目を引くのは、放射状に広がる舎房です。これは網走監獄のシンボルとも言える建物で、中央の見張所からすべての監房を見渡せる構造になっているとのこと。
冬の寒さにどのように耐えていたか、なども記載されており、当時の過酷な環境を肌で感じることが出来ました。

展示の中には、実際に脱獄した囚人たちの話や、どのようにして逃亡したかといった展示もあり、当時の緊張感とスリルを垣間見ることができました。
- 過酷な生活を物語る独居房
独居房は想像以上に狭く、その閉塞感は言葉では言い表せないほどでした。わずかな光しか入らない小さな空間で、囚人たちがどのような気持ちで過ごしていたのか、想像するだけでも胸が締め付けられます。一方で、雑居房では共同生活の様子が再現されており、当時の過酷な環境を肌で感じることができました。
- 北海道開拓の歴史を学ぶ

博物館内では、囚人たちが北海道開拓にどのように貢献したかを映像や展示物で学ぶことができます。釧路から旭川へ続く中央道路の開削など、過酷な労働で多くの囚人が命を落とした歴史を知ると、見方がまた変わります。

私が大好きな北海道も、このような過去があって開拓されたことを知ることができ、とても貴重な経験となりました。
雨の観光地を楽しむアイテム
・HUNTERのレインブーツ
雨の日でも、おしゃれな靴が履きたいなーと思い購入したハンターのレインブーツ。長さも程よく、おすすめです。
・Wpc.の折り畳み傘
とてもコンパクトに折りたためるので、小さい鞄にもすっぽり入るのでおすすめです。日傘としても利用できます。
網走監獄で歴史の重みを感じる非日常体験|まとめ
網走監獄は、ただの観光施設ではなく、日本の歴史を肌で感じられる貴重な場所でした。2〜3時間という時間の中で、明治の北海道開拓の歴史と、そこに生きた人々の厳しい現実を知ることができ、深く考えさせられました。
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