【体験記】星野リゾートトマムで絶景を雲海テラス

今回は、夏の終わりに訪れた星野リゾートトマムでの体験についてお話ししたいと思います。トマムといえば、一度は見てみたい雲海テラスが有名ですが、「本当に見られるの?」という不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。8月末の訪問で、果たして奇跡の絶景に出会えたのか、体験記としてレポートしていきます!
「奇跡の絶景」に出会うために、前日の雲海予報を活用!
雲海を見るためには、前日からの準備も重要です。雲海テラスには公式サイトがあり、そこに雲海発生予報が毎日掲載されます。
ホテルに泊まるからこそ、この情報を最大限に活用して、当日の雲海チャンスに備えましょう!
私が訪問したのは8月30日と31日。前日の夜に確認した雲海発生確率は、残念ながら30%でした。それでも、せっかく星野リゾートトマムに来たからこそ、わずかな可能性に期待して早起きすることにしました。
実は、トマムは雲海発生率が約40%と高く、「雲海の聖地」とも呼ばれている場所です。たとえ予報の確率が低くても、風向きや気温といった条件が揃えば、あっという間に雲海が現れることがあります。

たとえ雲海が見られなくても、霧の日は幻想的な雰囲気を味わえますし、快晴の日には北海道らしい雄大な景色を楽しむことができます。
いざ雲海テラスを目指しゴンドラへ!混雑状況
雲海を見るには、早朝にゴンドラに乗る必要があります。ゴンドラは朝の5時~8時まで(※季節によって異なる)動いているため、4時には起床して準備を始めました。

実は、この日の雲海情報をチェックしようと4時にサイトを見たのですが、まだ情報が公開されていませんでした。しかし、4時半頃に再確認したところ、すでに「雲海が見えています」という情報が更新されており、急いでゴンドラ乗り場に向かいました。トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムからゴンドラ場へは、10~15分間隔でバスが出ており、10分程度で到着します。

夏休み最後の週末ということもあり、ゴンドラ乗り場はそれなりに人が並んでいましたが、ゴンドラは次々と動くため、待ち時間は15分程度でした。

ゴンドラ乗り場からの景色はとても曇り空で、本当に雲海が見れるのか、見えてもショボいのでは…と不安でした。
目の前に広がる絶景!雲海テラスの楽しみ方

ゴンドラを降りて雲海テラスに到着した瞬間、目の前には息をのむような壮大な雲海が広がっていました。まさに、太平洋産雲海!眼下に広がる真っ白な雲の海と、その上に見える山々の稜線が、まるで水墨画のようでした。
朝4時半から7時ごろまで滞在し、その間、雲が視界を覆うこともありましたが、基本的には常に素晴らしい雲海を見ることができました。

テラスには、雲をテーマにしたユニークなフォトスポットがたくさんあります。特に印象的だったのは、雲の上のカフェにいるような感覚を味わえる「クラウドバー」です。

各フォトスポットで写真を撮るために、少し並ぶ必要があります。特にクラウドプールは一番並びました。

そして、テラス内には「雲の上の郵便屋さん」があります。星野リゾートトマムならではのポストカードにメッセージを書いて、実際に手紙を出すことができます。国内はもちろん、国外問わず郵送が可能なので、大切な人へ、旅の感動を手紙に込めて送ってみてはいかがでしょうか?
雲海テラスを楽しむための3つのアイテム
最後に、雲海テラスの体験をより快適に、そして最高の一枚を撮影するために役立ったアイテムをいくつかご紹介します。
①スマホストラップ
各フォトスポットでは、雲海の上にいるような写真が撮れる一方で、落とし物をしたら拾うことが難しいです!スマホストラップがあれば、落下防止になるので安心でした。
②フリース
早朝のゴンドラやテラスは想像以上に冷えるため、軽くて暖かいフリースは必須アイテムです。持ち運びにも便利で、旅の防寒具として大活躍しました。
③高機能カメラ
壮大な雲海を写真に収めるには、スマホより高機能なカメラがおすすめです。片手で撮れる高機能なカメラがあると、便利です。
最後に|星野リゾートトマムの雲海テラス
星野リゾートトマムの雲海テラスは、自然の力に左右される場所ですが、雲海が見れたときはとても感動的です。特にホテルに宿泊する場合は、ぜひ前日の雲海予報をこまめにチェックしてみてください。たとえ雲海が見られなくても、雲の上のカフェや個性的なフォトスポット、そして「雲の上の郵便屋さん」など、雲海テラスにはたくさんの魅力が詰まっています。
↓今から北海道旅行を計画する方はこちら↓